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パパノ−ト
パパはヒーロー
パパだからできる、男の子へのしつけ
母親の卵子に父親の精子が結合して受精卵は細胞分裂を始めますが、12週間目まで受精卵は「女性」です。12週目頃にXYの染色体を持つ胎児は、アンドロゲンと言う男性ホルモンのシャワーを浴びて、男子の性器や男性の脳をつくっていきます。このシャワーは16週目をピークとしてだんだん鎮まっていきますが、出生から6ヵ月までの間、男の子の精巣からは再びアンドロゲンが分泌されます。この男性ホルモンは「攻撃性ホルモン」です。違った場所で育てられたオスのネズミを2匹同じ檻に入れると決着がつくまで闘いますが、メスのネズミを2匹入れると戦わず共存するそうです。女性にはアンドロゲンホルモンがないので、攻撃性が低いのです。乳児の段階でも男子と女子の違いは明らかです。例えば男の子は寝ていても活発で、自分に注意を引くため大声を上げたり泣いたりしますね。その後男の子は思春期にまたアンドロゲンシャワーを浴びて、声変りをし、射精が出来るようなり、成人の男性になります。
乳児期の親、特に母親の役割は、赤ちゃんの不安や恐怖の感情を宥めてあげることですが、1歳からの男の子への父親の役割は、男の子の「攻撃性」を調整してあげることです。
子どもを上に放り上げてキャッチするなどママにできないスリリングな遊びをやってくれるのはパパ。そのパパが、怖い顔をして、例えば「子猫をいじめるのは駄目!」と言うと、ママの「駄目」は怖くないのに、ちょっと怖い。じゃ、やめよう、と思うはずです。これはパパしかできないしつけです。
しつけとは、教えることで叱ることではありません。でも自分や他人、弱いものを傷つける可能性がある時はしっかり言葉と声音と身振りで叱って、やめさせてください。しかも「60秒以内の叱り」が大事なポイントです。
2歳から、パパはもっとひかり輝く存在に
乳児期から2歳までは、子育てにおけるスターは母親で父親は補助役でしたが、子どもが2歳になると父親は男性としてとても大切な人になるのです。男の子にとって父親は光り輝く理想のモデル。「パパはすごい!パパのようになりたい!」という願望を持つのは自然で、男の子の正常な成長に欠かせません。そして女の子にとっては、父親は最初の恋人です。父親の脱ぎ捨てたパジャマを大事に抱えて匂いを嗅いでいたり、父親のTシャツを着たがったり。
なんでも「パパ、パパ」で、ママさえやきもちを焼きたくなるかもしれません。
この頃からパパは率先して、子どもの前でバーベキューを焼いたり、キャンプに行ってまきを割ったり、テントを建てたり、家電器の不調を直したり、持っている技術を大いに披露しましょう。ママも出来るだけパパを立てて、「それはママには出来ないから、パパに直してもらいましょうね」と言いましょう。社会に出て仕事をする歴史が長かった男性は、社会に生きていく有効な技術を子どもに伝授することが出来ますね。
子どもの目に男性として輝いて見えた時、それにこたえてあげられるパパでいてください。

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よりよい親子関係を築いていきましょう。